相続・資産税コラム

2014年02月15日 第135回 相続財産等の評価上の邦貨換算について


被相続人が海外に住宅を所有していたり、外貨建預金口座を持っていたり、
また、相続人が海外在住している場合等、
相続発生時点において、個々に様々な状況の場合があります。

そこで、相続財産や外貨建債務の評価において、邦貨換算の方法が設けられています。

①国外財産及び外貨建財産の邦貨換算

■ 原則
課税時期における対顧客直物電信買相場
(Telegraphic Transfer Buying Rate)により換算

■ 課税時期にこの相場がない場合

課税時期前の対顧客直物電信買相場のうち、課税時期に最も近い日の
対顧客直物電信買相場により換算する。

②外貨建債務の邦貨換算

■ 原則
課税時期における対顧客直物電信売相場(Telegraphic Transfer Selling Rate)により換算

■ 課税時期にこの相場がない場合
課税時期前の対顧客直物電信売相場のうち、課税時期に最も近い日の
対顧客直物電信売相場により換算する。

※債務の邦貨換算の考え方としては、一旦、円を売って外貨に換えて
債務を返済するので、銀行(外貨を売る側)からみたレートで換算する、
という意味があります。

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