相続・資産税コラム

2014年05月29日 第237回 エンディングノート

エンディングノートとは

エンディングノートとは、自分の人生を振り返ったり、万一の時に備えて自分の意思・希望を伝えたり、家族・友人等、残された方への思いなどを書き記すノートのことで、具体的には以下のような内容を記載します。

・自分の履歴
・自分が歩んできた道のり、思い出
・万が一、事故・病気等によって判断力・意思能力を喪失した際の介護等の希望
・延命措置を望むか否か ・葬儀には誰を呼んでほしいか
・財産の状況、所在
・遺産分割等の希望
・親戚、友人の名簿
・家族、友人等へのメッセージ   等々


エンディングノートと遺言書の違い

一番大きな違いは、法的効力の有無です。
遺言書に記された内容には法的効力があり、死後に効力を発揮しますが、エンディングノートにはその様な法的効力はありません。
相続人がその意思を尊重することは考えられますが、法的強制力はないため相続人間で遺産分割協議をする必要があります。
どうしても財産Aは相続人Zに残したい!というような場合は遺言書を遺すようにすると良いでしょう。


エンディングノートのメリット

生前に自分の財産をエンディングノートに記すことで、残された方の財産状況の把握に要する負担を軽減することができます。
また、財産の所在等を記す為、お年を召して物忘れを起こすことがあった際に備忘録としてや、事故や病気で意思能力を喪失した際にも役に立ちます。
普段は照れくさくてなかなか言えない家族への感謝のメッセージ等も、敷居の低いエンディングノートへなら書き易くなるのではないでしょうか。

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