相続・資産税コラム

2014年08月11日 第311回 住所から地番を無料で簡単に探しだす方法

対象不動産の登記簿謄本を取得したいという時には、地番情報が必要となります。
よって、手続きとしてまずは住居表示から地番を調べる必要があります。
住所から地番を検索する方法として以下のようなものが考えられます。

1.法務局に電話して聞く(無料)

該当不動産が存在する場所を管轄する法務局に電話をすれば、即答頂けます。
無料で電話対応してもらえる窓口がちゃんとあり、特に説明をしなくても、

「地番照会したいのですが、住所は、〇〇〇〇です。」

と言うだけで、たいていは即答していただけます。先方も慣れた質問なので、特に理由を聞かれることも名前を聞かれることもありません。

なお、どの法務局に電話すればよいのかは以下の一覧からどうぞ。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html

2.ブルーマップで確認する(一部有料)

視覚的に確認するためには、ゼンリンが発行している「ブルーマップ」を利用すると良いでしょう。「ブルーマップ」とは、住宅地図の上に地番の記載があるような特殊な地図のことを言います。
「ブルーマップ」が見られる場所は、
・国会図書館(関東と関西に1か所ずつしかない)
・少し大きめの図書館
・法務局や市区町村役場

となります。
上記のところは無料で閲覧できますが、インターネット上の以下のような有料サービスもあります。

「ブルーマップネット配信サービス JTN MAP」
http://www.jtn-map.com/index.html

「ゼンリン」
http://www.zenrin.co.jp/product/gis/bluemap/index.html

「TAS MAP」
http://www.tas-japan.com/menu/menu_bluemap.html

※補足
 このように、住所と地番が異なっているケースが多々あり、住所から地番を検索したいという際には意外に探す方法が分からないものです。私たちのような税理士事務所は、相続税の土地評価を行う際によく、住所しか分からないけれど、地番情報が必要だというケースが往々にして生じます。その際に、法務局に電話してみたところ、案外簡単に教えてくれるんだというのを知ったのがきっかけでした。本記事を参考に、住所から地番を検索したい方は、実践してみてください。

代表紹介

銀行融資にはコツがある

お申し込みからの流れ

メールでお問い合わせ

相続資産税コラム

税理士法人ステラ

株式会社池上総合鑑定

宮崎 会社設立

電話する(無料相談) 土日祝でも対応。平日9:00~18:00 24時間受付メール予約 お客様の声を見る
ページトップへ戻る