相続・資産税コラム
2012年11月06日 第76回 支払いすぎた相続税は、取り戻すことができます。
支払いすぎた相続税は、更正の請求をすることで取り戻すことができます。
この相続税還付手続きとは、相続税申告期限(亡くなった日から10ヶ月)から1年以内であれば「更正の請求」、5年以内であれば「更正の嘆願」という方法により、払い過ぎていた相続税の返還(相続税還付)を求めるというものです。
相続税の還付金額の平均は、840万円に上っており、70%以上の相続税申告で払い過ぎという事態が起きているのが現実です。
その相続税の払い過ぎの、最大の要因が相続財産の土地評価です。残念ながら、多くの税理士の先生は、土地評価に不慣れなため、土地の評価額を高く算出してしまう傾向にあります。
次回は、どういった土地が、評価額を下げることができる可能性があるかをお伝えします。