相続・資産税コラム
2012年11月08日 第78回 相続における共有の問題点
共有名義の不動産というのは、世の中にたくさんあります。典型的な例が、戸建の新築です。ご夫婦共働きの場合、夫婦の共有のほうがローンの審査が通りやすいからです。
しかし、共有名義の不動産にはデメリットがあります。
①他の共有者の全員の同意を得なければ、土地の売却や新築、既存の建物を壊すことができない
②共有者の死亡による相続で、持ち分が枝分かれし、更に権利関係が複雑化する。
結構デメリットが多く、争いの切掛けになりかねないです。次回は、共有の解消方法です。